猪名川町のえぇ家

今回は兵庫県川辺郡猪名川町から、売り出し中の戸建物件をご紹介します。普段はこういう都会から離れたところへ来たときは古民家を紹介していたのですが、今日は一味違います。一言で言うと「えぇ家」です。普段紹介している古民家物件は個人的にめちゃくちゃ好きなのですが、やはり『改装&維持問題』が大きくのしかかってきます。最近は一周回って、「田舎で古民家」から「田舎でえぇ家」の魅力に気づき始めた次第でございます。

外観から見てわかる通り、もう良いですね。先に言うとこれで2,250万円。豊中・吹田・箕面あたりの新築ファミリーマンションは5千万円は平気でしてきますから、大体半値以下です。また、公募の土地面積は325㎡で約100坪。2024年現在東京の公示地価の平均は坪374万円。東京で3億7千万円(土地だけ)相当のものが猪名川町だと10分の1以下で住めます。これはもう猪名川町に行くしかない。

駐車場&家庭菜園

家の横には砂利が敷かれた駐車スペースと家庭菜園用のミニ畑スペースがあります。駐車スペースは約4台ほど停められますし、建物横にカーポートも。家の裏手には広大な田んぼと延々と続く山があり、毎日が大自然。夏の夜には計り知れないほどカエルが鳴くことでしょう。

名木使用

室内ですが、この家は一般的な建売住宅ではなく、某工務店の社長が週末に過ごす別邸として内装にこだわりながら建てられたそう。なんでも日本各地から名木と呼ばれる木々を仕入れ、それを使っているのだとか。確かに部屋のいたる所に無垢材が使われていて、窓の向こうにいるのかと錯覚するくらい木の存在を感じます。

安心の水回り

キッチン、独立洗面台、トイレ、風呂と水回り設備も最新とまではいきませんが頼りになるものばかり。古民家推しの人間が言う言葉ではありませんが、古民家に無い安心感がここにはあります。

リモートワークの充実、amazonなどで物資が調達できる昨今ですから、都会に無い自然を求めて郊外の田舎で暮らす人も増えています。またこの猪名川町であれば、車で30分ほど走れば阪急川西能勢口に行くことができるのでそれほど離れてはいません。田舎の古民家暮らしに憧れを抱いている人も、一度は見てほしいえぇ戸建です。

 

 

物件情報
・兵庫県川辺郡猪名川町清水字八ノ坪
・価格：2,250万円
・間取り：5LDK
・土地面積：325.37㎡
・建物面積：1階70.94㎡、2階54.02㎡
・その他：市街化調整区域
・物件番号：1058

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