豊能郡能勢町

「大阪のてっぺんへようこそ！」とロードサイドの看板がお出迎えしてくれる大阪府豊能郡能勢町。大自然に囲まれたこのエリアは、コンビニやスーパーまで車必須なのはもちろん、トイレも汲み取りであることも珍しくありません。都会と比べて不便な暮らしではありますが、なぜか我々の心を掴み、いつかここで暮らしたいと思わせる魅力があります。そして、そんな時イメージする家はこのような古民家物件なはず。

あなたの「いつか」をより具体的にするために、オザワ不動産は夏の能勢を走り回り『まぁまぁえぇ古民家』を見つけてきました。

名家の古民家

（木を切って駐車スペースにするもOK）

（使用人が寝泊まりしていた部屋）

何を根拠にまぁまぁえぇと言っているのかといいますと、この家は大名の親戚が住んでいたという噂です。本当かどうかは私も分かりませんが、かつて能勢を統括していた「能勢氏」の血筋の人の家とのこと。（この物件を内覧した時に聞いた話なので、違う可能性もあります）

母屋の隣に使用人のための部屋もあるので、割と真実味はあります。ちなみに昭和56年築で意外と最近の建築。

子供がいたらマラソン大会が行われるほど広さがあり、1階だけで147㎡。今回の能勢古民家巡りでいくつか物件を見てきましたが、この物件が一番清潔感があり、母屋の状態も良好でした。離れや倉庫はあまり状態が良くありませんが、DIYが得意な人であれば時間をかければすぐ使えるようになるはずです。

ちなみにこの1階の和室は雪見障子で、冬はここでくつろぎながら外の雪景色を堪能できます。

薪で沸かす風呂

風呂ですが、前入居者は「薪」か「灯油」で湯を沸かしていたとのこと。給湯器を新たに付けるのが生活効率的には良さそうですが、現状のこのシステムも好みであればそのまま使ってください。まぁせっかく古民家ライフ始めるなら、薪も使ってみたいですね。

2階は和室が4部屋。多少の経年による色褪せはありますが、すぐに張り替えが必要なほどではありません。窓の向こうは緑が広がり、四季の移り変わりを山や田畑の景色で味わうことができます。

まだ紹介しきれていないところもあるのですが、敷地全体で400坪超ともなると割愛せざるを得ません。ちなみに近隣の竹林もついてきますので、タケノコも収穫できることでしょう。箕面まで車で約40分、都会と離れすぎない能勢町での生活があなたを待っています。見たら欲しくなるのでぜひどうぞ。

物件情報
・大阪府豊能郡能勢町宿野
・価格：2,980万円
・間取り：調査中
・母屋建物面積：1階147㎡、2階55㎡
・その他：市街化調整区域、土砂災害警戒区域内
・物件番号：1049

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以上、オザワ不動産でした。