2024.12.8豊能の進化し続ける家、450万円
物件情報
先日、大阪の豊能郡豊能町にある中古物件を見てきました。能勢町はちょこちょこ古民家物件が出るのですが、豊能町はそれほど出てきません。その割に豊能町で古民家を探している人が多く、需要と供給が合っていないのが事実です。豊能町で探している人が多い理由は、箕面や豊中など市街地からほど近いという点です。能勢町だとちょっと離れすぎているけど、豊能町であれば週末などにフラッと行きやすい距離感という考えですね。
さて、これだけ古民家の話をしておりますが、今回見てきた物件は古民家とはまた少し毛色が違います。ただ、普通の物件でもないちょっと変わった戸建だったので、ハマる人にはハマるやつをご紹介します。
まず外観がこちら。かなり遠くから撮影したのですが、情報量多めの戸建。日本家屋っぽい建物に鉄骨が巻き付いているような、新旧のコントラストが強い物件。パッと見ごちゃっとしていますが、以前は工務店の事務所兼居宅として使われていたみたいです。
近くで見ると、隣接する倉庫も新しく建てられたものだということがわかります。実はこの物件は増築を重ねた後付け物件なのです。倉庫が未登記であったり鉄骨車庫も増築であったりと、結構な改造が行われたようです。なのでかなり人を選ぶ物件ではあるのですが、そのおかげで価格が非常に安い。立地も優秀で、箕面や千里中央からだと箕面有料道路を使えば30分ほどで到着します。現在北摂で倉庫を探されている方にとっては、バッチリな条件ではないでしょうか。
これは噂の未登記倉庫ですが、2階建でキャパは結構あります。1階にはバイクを並べたり資材を置いたりして、そして2階は思い切って趣味の空間にしてしまうのもアリ。ここまで来たら、現存の建物を大いに利用して最大限自分のために使ってしまいましょう。
母屋の1階は事務所スペース。昔ながらの雰囲気が完璧に残っており、ある種希少な場面に出会えた瞬間です。ここも荷物を全部取り払った後に、作業スペースなどにしてもいいかもしれませんね。
そして事務所横にはキッチンとトイレと岩風呂。かなりクセつよの風呂ですが、子供が見れば大喜び間違いなし。ちょっと気になったのは掃除が大変なのかもと思いましたが、それは住んでみてからのお楽しみということで。
さて、母屋の2〜3階でメインの居住空間ですが、驚いたことに動画でしか撮影していなかったことに気づきました。動画をスクショで切り抜いたものを貼っておきますので、ぜひ現地の最高の解像度で内覧してください。というわけで紹介はここまでとさせていただきますが、豊能町で進化し続けてきた戸建が販売中です。自宅にキャパを求めている方はぜひご覧ください。