今回はオザワ不動産初の売買物件のご紹介です。売買一発目ということで気合いが入っておりますが、場所は大阪のてっぺん豊能郡能勢町よりもう少し北、京都府亀岡市畑野町千ケ畑高橋という場所です。気合いが入りすぎて北摂をちょっと出てしまいました。ただ今後こういうことはよくありますので、情報社会に生きる皆さんは全てを鵜呑みにしない習慣を身につけることが大切です。
というわけで、クソみたいな天気ではありますが売買物件をご紹介いたします。見てください、これが紹介物件ですが控えめに言ってボロ。ポップな色合いの壁に、小さく突き出した三角屋根がキュートなカワボロイイこれがそうです。今時点で言えることは最近の退去では無いことは火を見るより明らかということ。
そしてこの物件のスゴイところは、物件裏手の扉がないこと。確かに管理会社は「裏手の扉が開いてるので自由に入ってください」と言っていましたが、扉が無いとは聞いてませんでした。やはり情報を鵜呑みしてはいけません。よく建築士がインタビューで「この家を作るときにこだわったのは、『外と内』の境界を無くすところです」とか言ってたりしますが、それは攻めてこないぬるい自然を相手にしているからであってここのレベルまでくると畏怖の念を抱きます。
虫がいっぱい死んでたせいか一秒でも早く出たかったので写真がちょっと荒めですが、室内は現状こんな感じです。体感8~9坪ほどの空間で、三角屋根のおかげで高さが割とあります。それを活かしたロフト空間もあり、そこからあの突き出た小窓に繋がっております。まぁ色々言っておりますが正直、購入したら改装するので扉が無かろうが今の内装はそこまで気にするところではありません。
さて、ここで当物件の最大の特徴をお伝えすると、「両脇にまぁまぁ広めの土地がある」ということです。今回650万円で購入できる土地はおよそ1,100㎡。建物自体は大きく見積もっても60㎡ほどなので残り1,040㎡ほどは更地です。まず建物向かって右手の更地がこちら。
続いて建物向かって左手の更地がこちら。ロードサイドで車が入りやすくなっているのもポイント。以前は中古車屋さんでここに多くの車両が停まっていたようです。また、これは詳しい調査が必要なので参考程度に聞いて欲しいのですが、一般的に市街化調整区域と言われるエリアは建築の規制が厳しい場所です。ここも調整区域なのですが、亀岡市は「通りに面しているなら増改築等の規制が無い」との噂があります。なので商売によってはここにテラス席をバンバン設けることもできるかもしれません。増築も可能なら建物が狭かったとしても増やしてしまえばいいのですし、三角屋根をもう一個突き出させることもできます。
また、物件の真隣には大路次川と呼ばれるローカルで綺麗な川が流れております。テラス席から見えるかと言われれば木が邪魔で微妙ではありますが、リバーサイドテラスを謳うことができるのも中々のポイント。ロードとリバーに挟まれた物件というのは面白そうだなと思い、めでたく売買紹介1号となったわけですね。
というわけで、遊びの幅がある亀岡の330坪が650万円で募集しております。増改築等に関してはお問合せいただくか、「亀岡市のまちづくり」をご自身でお調べしてみてくださいませ。地方によって建築条件や細かい条例の違いがあり戸惑うことが多いですが、やはりこういう物件を見るのは面白いなとつくづく思いました。オザワ不動産は北摂の狭小テナント然り、地方もどんどん走り回ります。
物件情報
・京都府亀岡市畑野町千ヶ畑高橋
・価格:650万円
・面積:1103㎡
・土地権利:所有権
・地目:原野
・その他:市街化調整区域
・物件番号:1043
オザワ不動産では、北摂エリアで狭小テナントを中心に紹介しておりますが、売買物件に関するお問合せもお待ちしております。
この物件が気になった方はメール・お電話にて物件番号をお伝え下さい。
また、「こんな物件を探してほしい」などリクエストもどうぞ。
以上、オザワ不動産でした。