こんにちは、オザワ不動産です。今回は箕面で噂になっている「彩都にコストコが来るのか!?」というテーマで現地の様子や私自身で調べたことをお伝えする回です。コストコは言わずと知れた会員制倉庫方卸売店舗のことで、入荷したままのパレットに載っている商品を大型の倉庫に並べて販売することにより、商品管理や陳列にかかるコストや手間を徹底的に抑えていることが特徴的なお店です。北摂にお住まいの方ですと尼崎店や最近できた門真店が有名です。
さて、そんなコストコが箕面に来るかも知れないということで色々調べてみました。
コストコのオンラインサイトは【コチラ】
噂されている場所は箕面市でも川合・山之口エリアと呼ばれている場所。写真中央の少し上、木が生い茂っている上側の砂地が誘致エリアです。このあたりは古くから農業が盛んな地域で、地区内には勝尾寺川が流れ、のどかな田園風景が広がっています。
2023年8月1日に開催された大阪府都市計画審議会で、区域区分の変更について議決を受けたことに伴い、2023年9月29日付けで大阪府が川合・山之口地区を市街化調整区域から市街化区域へと区域区分の変更を行いました
これに伴い、箕面市でも2023年7月19日に開催した箕面市都市計画審議会で、市街化区域編入に伴う関連都市計画の議決を受けたことから、2023年9月29日付けで「北部大阪都市計画用途地域」「北部大阪都市計画高度地区」「北部大阪都市計画防火地域及び準防火地域」「箕面市景観計画」を変更。さらに、新たに「北部大阪都市計画川合・山之口土地区画整理事業」「北部大阪都市計画川合・山之口地区地区計画」を決定しました。こうして土地区画整理が行われることが正式に決まった川合・山之口地区。幹線道路に面した立地を活かし、大型商業施設や物流施設を核とした整備が計画されています。
こちらは箕面市のHPにあるイメージパースの画像です。中央にある建物、尼崎で見たことないですか?
実際に市民から箕面市に寄せられたパプリックコメントにも「コストコの出店は決まっているのですか?」との質問があり、市は「土地区画整理準備組合が、北米倉庫型商業施設(コストコ)や物流施設等の誘致を提案された事業者を土地区画整理事業の業務代行予定者として選定されたもので、以降、複数の事業者と協議、調整中であると聞いています。」と回答しています。いくらパースがそれっぽくても、さすがにまだ明言することはできないようです。
というわけで現地にコストコ感のあるヒントが無いか見てきました。ここで分かったことは、箕面の青空はキレイだということです。建物のヒントは全くありませんでしたがそれもそのはずで、現在の計画では2026年度の商業施設開業、2027年度の区画整理完了を目指しているそうです。2024年9月は少々早すぎたのかも知れません。現場のおっちゃんに「コストコができるの?」と聞いてみましたが、『僕たちは何も知らされていないので分からない』という完璧な回答をいただきました。せめてちょっとぐらいは知らせてあげてほしいと思ったのと同時に、実際にコストコが来るのかはやはりまだまだ分かりません。
しかし、開発はすでに始まっており、コストコで無かったとしても商業施設は誕生します。新駅開通に伴い各地で開発工事が行われている箕面市。これからも人がどんどん流れてくるでしょうから、商売を始める人にも箕面の人気が高まることでしょう。
また一年後ぐらいに工事の進捗を確認し、記事にしたいと思います。
以上オザワ不動産でした。